創立迄の沿革 創設者大田一男は藤村機械製造(株)取締役野田工場長として、1930年代(昭和初期)より、空気圧縮機、真空ポンプ等の風水力機械の製造に従事。1934年(昭9年)、日本で初めて内転歯車ポンプの製作に着手し、1935年兵庫県のハッカ工場に納入する事に成功した。
1947年 7月 大阪市福島区江成町に於いて、過去の豊富な技術経験を基に、大同工業所を創立、空気圧縮機、真空ポンプ等の製作および修理を始め、さらに無給油式圧縮機の製作、販売を行う。
1948年 4月 内転歯車ポンプの製作を再開し、1949年より一部販売を行う。それ以後、空気圧縮機、真空ポンプ、内転歯車ポンプを3本柱にあらゆる産業分野に納入。
1960年 5月 日本産業機械工業会加入
1964年 6月 社員持株制度により、資本金700万円とし、大同機械製造株式会社を設立し、大田一男が代表取締役社長就任。
1967年 11月 東京営業所を開設、経済の中心地への進出を計る。
1968年 5月 資本金1,400万円に増資。
1969年 5月 本社工場の生産能力限界により高槻市に新鋭近代設備を備えた、高槻工場を新設し生産の合理化を計る。
1972年 5月 梅本 蝶子が代表取締役社長に就任。
1972年 9月 大阪本社を高槻工場に移転し合理化を計る。
1974年 4月 世界最大級の内転歯車ポンプの開発に成功、同時に超高粘度液ポンプのシリーズ化および立形液中ポンプの開発に成功する。
1976年 5月 系列会社東洋商事株式会社(旧 大同不動産株式会社)を吸収合併。
資本金2,200万円に増資。
1978年 5月 大田 祐資が代表取締役社長に就任。
1979年 6月 資本金2,450万円に増資。マシニングセンター1号機導入。
1982年 3月 1978年10月より開始した機械設備工事完成、顧客のニ-ズに対応出来るよう一部夜間無人機械加工運転及び昼夜連続製品試験運転装置を設置する。
1983年 6月 大阪中小企業投資育成株式会社より、投資を受け資本金5,200万円に増資。
1984年 12月 環境の整備、人材の確保、事務の効率化を勘案し、本社社屋を新設。
尚一層の飛躍を計る。
1985年 4月 本社工場を増築し、生産設備の拡充、整備、福利厚生の充実を計る。
1986年 12月 高性能試験装置を設置する。(ポンプ高温試運転及び同時流量測定装置)
1987年 7月 東京営業所を東京支店に昇格し、業務拡充を計り常駐サービス班を設置する。
1991年 3月 東京支店を移転拡充し、顧客に対応出来る様、技術部員を常駐させる。
1995年 1月 蓄積した技術を結集して、総重量13トンの世界最大級の内転歯車ポンプを製作し、インドへ輸出。理想の歯形「タオクロイドギヤ」の開発・実用化に成功。
1996年 7月 シンガポール/ワールドトレードセンターにおいて、ポンプ国際見本市「PSA’96」に正式出展。
1997年 10月 1997年7月2日をもって創立50周年を迎え帝国ホテルにて祝賀会を催す。
生産管理システムを本格導入し、業務の電算化を行う。
1998年 7月 品質保証システム「ISO9001」を取得。(JQA-2512)
1998年 10月 タオクロイド歯形の特許を取得。(第2845174号)
1999年 4月 SEシリ-ズ(タオクロイド歯形を搭載した汎用型)を生産開始。
2005年 1月 世界的に有名なダイヤフラムポンプメーカーWilden社とOEM契約を締結。
“TYPHOON Private Label Agreement”
2005年 2月 中国上海市外高橋保税区内に製品製造及び資材調達を目的とした100%出資会社、大同海龍机械(上海)有限公司 (DAIDO HAILONG PUMP (SHANGHAI) CO., LTD.)を、資本金US$300,000で設立。
2005年 6月 Typhoon用ポンプにタオクロイドを搭載したTシリーズを開発。
2007年 7月 大同海龍机械(上海)有限公司に対してUS$ 430,000 を増資し、資本金US$730,000とする。
2008年 1月 Wilden社と契約を解消する。
2009年 6月 内転歯車ポンプとしては世界最大の吐出量660m3/h(回転数390 rpm)の試運転に成功する。
2009年 6月 「関西ものづくり元気100社」に選ばれ大阪府より「匠」の看板を受ける。
2009年 11月 2009年中国国際工業博覧会(環境保護技術と設備展「EPTES2009」)に出展。
2010年 6月 世界で類をみない大型ポンプのシリーズ化 完了。
2012年 9月 2012年中国国際化工展覧会(天津)に出展。
2013年 2月 ローブポンプ(非接触式ロータリーポンプ)を復刻する。
2013年 5月 九州出張所開設。
2016年 5月 大田 祐資(当時社長)が産業機械工業功績者として表彰。
2017年 1月 大田 龍一郎が代表取締役社長に就任。
2017年 2月 前社長大田 祐資の「お別れの会」を千里会館にて実施。
2017年 7月 2017年7月2日をもって創立70周年を迎える。
2018年 7月 品質マネジメントシステム 「ISO9001-2015年度改訂版」を取得。
2018年 11月 複合加工機1号機を導入。
2018年 12月 経済産業省より「地域未来牽引企業」に選定される。
2019年 6月 中小企業庁より「はばたく中小企業・小規模事業者300社」に選定される。
2021年 5月 東京支店を拡張の為 北区へ移転。
2022年 3月 大阪市東淀川区の生田鉄工株式会社の株式100%を取得。
2022年 8月 「SDGs」を宣言。